True Organics Hair Co. Salon Guideline

トゥルーオーガニックスヘアCo.サロンとしてのガイドライン>The_Action_Items-実施事項


◽️ 実施必須アクション

1.トゥルーオーガニックコスメ基準(有害化学物質不使用)に則したオーガニック商材を使用しています。

 

頭皮の経皮吸収率は、腕を1とした場合にそのおよそ3.5倍を示します。合成界面活性剤や溶解剤を使うことで皮膚バリアーが一時的に溶かされた状態になり、有害化学物質が体内に取り込まれやすくなります。経皮吸収された有害化学物質は10日かかっても10%も排出されずにほとんどは皮下組織に残留し、体内に蓄積されます。蓄積量が一定量に達するとアレルギーや花粉症などの症状や何らかの病気につながる恐れも指摘されています。

 

そして、生活排水として流されたシャンプーなどに含まれる有害化学物質は、自然界では分解されず、魚や微生物を死滅させてしまい、生態系を崩し、河川が本来もつ浄化力が失われてしまうことで水質汚染につながります。さらに魚介類に蓄積された有害化学物質は生物濃縮を経て、より高濃度な有害性を伴って私たち人間にも吸収されることになるのです。

 

TrueOrganicsHairCo.が定めるトゥルーオーガニックコスメの基準

⚫︎人体、髪や地肌、環境にとって安全な植物由来の天然成分のみを使用する。

⚫︎石油由来の合成成分を原則的には使用しない。

⚫︎動物由来成分は使用しない。

 

石油由来や植物由来の合成成分に関しまして、お客様のご要望に応じて、別途定める「※TOHCo.有害化学物質リスト」以外の合成成分でやむを得ずその使用が必要な場合は、その有害性を口頭もしくは予めHPなどでお知らせして使用する事を当グループのルールとしております。

 

TOHCo.有害化学物質リスト・・・当グループで使用禁止としている有害性の高い化学物質です。アレルギーなどの皮膚障害や発がん性の疑い、環境ホルモンとして認定される物質、生分解性が低い環境汚染物質を国が「旧表示指定成分」「医薬部外品の表示指定成分」「PRTR制度で規定される第一種指定化学物質」として規定しています。その中で、サロンでの一時的な使用、すなわち常用しないことを前提として比較的毒性が弱い物質を除外した有害性の高い化学物質の一覧です。(Ref.日本オーガニックコスメ協会、経皮毒ハンドブック/稲津教久著、職場のあんぜんサイト/厚生労働省)  [TOHCo.有害化学物質リストを見る]