Column 「 温める 」


 

温める

体を温めて基礎体温を上げ、免疫力を上げ体調の不良などを予防したり改善する事を「温活」って言うそうです。

その温活ではホッカイロやエアコンやストーブというような外部からの力に頼らずにせいぜい「腹巻きをする」や「重ね着をする」や「食品や飲料によって自らの力で内から体を温める」 ようにし冷えた基礎体温を上げることで健康を維持するために適した体温を保てるようにしていきます。

そうする事で免疫力アップ・肩こりや腰痛の緩和・睡眠不足の改善・血行不良改善やダイエット効果まで期待できるそうです。

理想的な体温は36.5℃~37℃(参考値)と言われていてこの正常数値(36.5℃)あたりが免疫細胞が正常に働きやすい体温でそこから1℃体温が上昇するとなんと5~6倍の免疫効果が得られるそうです。しかしながら逆にその正常数値から体温が1℃下がると免疫力が30%も低下するそうで原因は生活習慣の乱れによる寝不足・栄養不足・暴飲暴食など不摂生によって体温低下が起こりやすいらしいです。

 

食生活や生活の中でちょっとしたことに気をつける事によって体調不良や免疫低下を避けられるなら願ったり叶ったりじゃないでしょうか?

 

下記に簡単に纏めてみました。

 

冷やす飲み物(寒涼性)

緑茶・コーヒー・麦茶・ビール

 

冷やす食べ物(寒涼性)

トマト・胡瓜・茄子・ゴーヤ・枝豆・セロリ・ほうれん草・西瓜・パイナプル・バナナ

主に小麦粉製品や夏野菜・温暖な地域で取れたフルーツなど これを見る限り居酒屋の「とりあえず」的なメニューは冬場は要注意ですねw

 

暖める飲み物(温熱性)

しょうが紅茶・プーアール茶・ルイボスティー・ほうじ茶・ごぼう茶・黒豆茶・ブランデー

 

暖める食べ物(温熱性)

にんじん・ネギ・たまねぎ・ごぼう・れんこん・かぼちゃ・生姜・にら・にんにく・山芋・ふき・こんにゃくなど。

 

これらの共通点は、地面の下にできる野菜であり、冬が旬の野菜であり、黒い色・赤い色・オレンジ色をしているという特徴

 

暖めるビタミン類(温熱性)

ビタミンEが多い食材(うなぎ、ナッツ類、なたね油、あまに油) ビタミンB1が多い食材(豚肉、玄米、そば、大豆) ビタミンCが多い食材(柑橘類、アセロラ、ブロッコリー、パプリカ、冬キャベツ)

 

*大豆は納豆や醤油といった発酵物に限り豆腐は寒涼性である。 無理をせずちょっと意識をすれば何とか冷えを防げそうですね。

まだまだ寒いので皆様ご自愛くださいませ。

 

文 西尾秀治(PAGEPARK Organic Hair Design