美容室に行くときは仕方が無い…。

その時だけは合成シャンプーでガマンしていました…。

というお客様。

合成シャンプーが苦手だという理由をちゃんと理解してナチュラル志向を支持するオーガニックサロンがありますよ。当グループサロンもそのひとつです。湯シャン、石けんシャンプー、ハーブシャンプーをオススメしています。

石けんはベタつく？ゴワつく？パサつく？

水道水に含まれるカルシウムなどのミネラルに反応していわゆる石けんカスのひとつ「金属石けん」が発生します。これがゴワつきやパサつきの原因となります。また、お湯での予洗いや石けん量が不十分だったりすると同じく石けんカスのひとつ「酸性石けん」が発生し、ベタつきのもとになります。

コツは、予洗いを十分にして、石けんをたっぷり使って、泡でモコモコになる様にして洗います。そして、よ～く泡を洗い流してから酸性のリンス水をジャバジャバと髪にかけます。すると、「金属石けん」や「酸性石けん」といった石けんカスが残らずに洗い上がりはしっとりサラサラです。

当グループではMoonSoapのメルティソープを使っています。ホームケア用にもオススメです。

ボトルの中は髪を洗うため用に処方された石けんフレークがギッシリ。ココに水を入れて数時間放置…。すると、石鹸水の出来上がり。シャンプーとして使用可能になります。

初めから原料として水を入れておくと防腐剤を必要とします。

完全に無添加を目指した結果、この様なカタチのシャンプーとなった訳です。

ただし、石鹸水となってからは約２ヶ月以内に使い切るのが原則です。

 生分解性に優れ自然環境への負荷がなく、アレルギーを引き起こしたり、有害性物質の経皮吸収の心配もない石けん。特に子どもたちに使ってもらいたいと思います。

文　小笹久幸（Natural&Organic esiotrot）